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KCインフォメーション No.722

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京都府中小企業団体中央会メールマガジン
KCインフォメーション No.722 2025/11/28

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         中小企業者のためのポータルサイト!!
            www.chuokai-kyoto.or.jp
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================【目次】===============
◎京都府中央会からのお知らせ
(1)機関紙「協同」11月号を発行いたしました
 ⇒ http://www.chuokai-kyoto.or.jp/kyodo/pdf/2025_11.pdf

(2)デジタル化・DXの推進に向けて経営支援コーディネーター(ITの専門家)
   を派遣いたします!

◎中小企業団体情報連絡員報告(令和7年10月度)
(3)京都府の景況 ~物価高により利益確保に苦慮~

◎政策・施策・補助金等情報
(4)【無料】新入社員向け「職場定着活躍応援セミナー」開催のご案内
             《京都府生涯現役クリエイティブセンター》
 ⇒ https://recurrent-kyoto.com/news/5633/

(5)外国人と接する日本人従業員のための「やさしい日本語セミナー」
                       《京都府国際課》
 ⇒ https://www.pref.kyoto.jp/kokusai/news/yasanichi2025.html

================【本編】===============
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◎京都府中央会からのお知らせ
━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━
(1)機関紙「協同」11月号を発行いたしました
 ⇒ http://www.chuokai-kyoto.or.jp/kyodo/pdf/2025_11.pdf

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(2)デジタル化・DXの推進に向けて経営支援コーディネーター(ITの専門家)
   を派遣いたします!

本会では、京都府内の中小企業組合をはじめ中小・小規模事業者等の情報化に関
する多様なニーズに対応するため、本部事務所に経営支援コーディネーター(IT
の専門家)を配置し、相談窓口対応並びに専門家派遣を行い、本会担当職員(中
小企業応援隊)と共に課題解決を支援させていただきます。ぜひご活用ください。

■対 象 者
京都府内の中小企業組合等及び組合員事業所等

■対象期間
令和7年5月7日(水)~令和8年2月20日(金)

■派遣回数
1回につき1~2時間程度【無料】
※業種・地区別の担当職員と経営支援コーディネーター(ITの専門家)がご訪
問いたします。また、本部事務所における来会窓口相談も行っております。事
前に下記までお問合せください。

■相談内容例
○組合・組合員間の情報伝達・情報収集など組合事務管理のデジタル化を進め
 たい
○デジタル化・DX化に伴う生産性の向上や業務の効率化を進めたい
○共同事業の情報化を進めたい
○SNSを活用して組合・組合員の情報発信を行いたい
○会議などペーパレス化を進めたい
○個人情報や機密情報の管理対応、セキュリティ対応を進めたい
○その他、デジタル化を進めたいが、何から進めてよいかわからない等のお困
 りごと等

■お問合せ先
専門家へのご相談の依頼は本会の組合担当者までお問合せ下さい
京都府中小企業団体中央会
本部事務所 TEL:075-708-3701
北部事務所 TEL:0773-76-0759
mail:cd03@chuokai-kyoto.or.jp

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◎中小企業団体情報連絡員報告(令和7年10月度)
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(3)京都府の景況 ~物価高により利益確保に苦慮~

  10月に入りあらゆる商品・サービスの価格が高騰し、生活防衛意識から国
内の個人消費が停滞している。観光関連産業は訪日外国人観光客や修学旅行の
学生の増加等により活発な動きが見られたが、価格転嫁に苦慮している業界が
多く、売上は上昇していても利益が伴わない状況である。不安定な景況感が続
いているが、新政権による経済政策に期待を寄せる声もあった。
┏───┓
│製造業│
┗───┛
・繊維工業  =織物業では、秋の実需期に入っても良い話は聞かれず、取引
        先が必要とする物を必要な量、納めているような状況。10月
        の白生地生産量は前年比95%と、前年対比を割り込むのは20
        か月連続となった。このような中、最低賃金が大幅な値上げ
        で決着し、従来より1ヶ月半ほど遅れて施行されることとなっ
        た。諸物価・人件費・加工料・委託織工賃の上昇分を円滑に
        価格転嫁できる業界環境になることを切望する。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・出版、印刷 =製本業・印刷物加工業では、製本機械の老朽化によりメンテ
        ナンスや修理が難しくなっており、費用も増加している。新
        しい機械を購入したくとも高価すぎて手が出せず、廃業を考
        える所が増えている。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・鉄鋼、金属 =金属プレス製品製造業では、自動車業界の国内需要低迷が影
        響し、全体の売上高にバラつきがあった。売上高は増加が38
        %、不変31%、減少31%となった。その他は前年同月と不変
        であった。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・一般機械等 =10月度の景況感は、引き続き厳しい状況である。一部では受
        注が回復している企業も見られるが、全体としては「持ち直
        したように見えても市中の雰囲気は依然として厳しい」とい
        う声が多く、楽観視できる状況ではない。依然として不透明
        感が拭えない。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・その他製造業=紙製容器製造業では、売上は減少しているが、販売価格が上
        昇したことで収益は好転している。アサヒビールとアスクル
        のサーバー攻撃被害により、大手Boxメーカーに影響が出てい
        る。その影響で、値上げの動きを先送りしてシェア拡大に動
        いており、他社へもその動きが広がっている。
┏────┓
│非製造業│
┗────┛
・卸売業   =化学製品卸売業では、無地はまだ仕事があるが、プリントは
        低調が続いている。万博グッズも国内で加工されているもの
        は少なく、繊維産業には追い風にならなかった。メーカー・
        ディーラーも売上が厳しく、在庫が増加している。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・小売業   =家庭用機械器具小売業では、10月は各メーカーでの合同の展
        示会がほとんど無くなり、全体の売上については厳しい状況
        であった。カテゴリー別に見ると、映像・音響関連では、テ
        レビが若干持ち直している一方で録画機は依然として厳しい
        状況が続いている。また、白物家電関連では、洗濯機とリフォ
        ーム関連は好調に推移したが、主力であるエアコンや冷蔵庫
        が前年をカバーできず、全体としては若干の前年割れとなった。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・商店街   =都心部の商店街で全体的に外国人観光客の増加があり、店舗
        の入れ替わりが激しい。もはや商店街だけの問題ではなく、
        都心部に居住する市民生活の質が変化している。京都市は観
        光地化により都心部の生活の質が変わっていることにもっと
        目を向けるべきではないだろうか。住民と外国人観光客が共
        生できる場として商店街の存在に価値をもたせることも対策
        の一つとなるように感じている。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・サービス業 =10月期は先月期以上にインバウンド客が増加した。年末に向
        け予約客も増加し安定期に来ている。国内客は、例年と同程
        度であるように思うが、インバウンド客の比率が高く少し不
        安に思うところもある。11月以降も修学旅行の学生の受入等
        が続く見込みのため、教育旅行受け入れ宿舎は予定通りの売
        上が見込めるだろう。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・建設業   =国土交通省は技能者確保に関する官民懇談会のとりまとめ案
        を公表し、今後の方向性として「多能工化」を進めるとした。
        技能者が施工管理や事務作業を担い、繁忙期と閑散期に対応
        する。加えて、技能者の育成は複数社が共同で研修を行う工
        夫を提案した。木造住宅の木工事に携わる技術者の将来を考
        えると、地域に密着している工務店の連携がますます必要に
        なると考えられる。
+‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥‥+
・運輸    =運賃改定直後の売上は8月という月廻りも相まって緩やかな
        伸びに留まったが、徐々に伸び代が拡大し、現在は前年比で
        ほぼ運賃改定率の8%をクリアすることができている。乗務員
        数は京都全体でも増加傾向が続いており、10月末日現在で68
        26名、前年比+237名となっている。                                            

【全国の中小企業団体情報連絡員報告(令和7年10月)】
https://www.chuokai.or.jp/index.php/13118/
                                                                                     
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◎政策・施策・補助金等情報
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(4)【無料】新入社員向け「職場定着活躍応援セミナー」開催のご案内
          《京都府生涯現役クリエイティブセンター》

京都府生涯現役クリエイティブセンターでは、京都商工会議所、京都観光アカデ
ミーと連携して、新入社員が職場に定着し、現場で活躍するための「職場定着活
躍応援セミナー」を令和7年12月8日(月)に開催します。
今回は、脳科学の知見を取り入れた独自の能力開発プログラムを多数手がけ、
15年にわたり大手企業の社員研修に年間200日携わってこられた、教育enterta
inment株式会社 代表取締役の伊東泰司氏を講師にお迎えします。
セミナーでは、「ストレスを科学する~脳科学で折れない心を手に入れよう!~
」をテーマに、新入社員が職場で長く活躍するためのヒントをお届けします。
新入社員の皆様のご受講を、ぜひご検討ください。

■日 時 令和7年12月8日(月)13:30~16:30

■会 場 京都経済センター7階 京都商工会議所7-CD会議室

■テーマ ストレスを科学する~脳科学で折れない心を手に入れよう!~

■講 師 伊東 泰司 氏(教育entertainment株式会社 代表取締役社長)

■対 象 令和7年4月以降、新たに転職・就職した方

■定 員 60名

■お申込方法ほか、詳細は以下サイトをご覧下さい。
 ⇒ https://recurrent-kyoto.com/news/5633/

■申込期限 令和7年12月3日(水)12時まで

■お問合せ先
京都府生涯現役クリエイティブセンター
京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地
京都経済センター3階
TEL:(075)741-8600
URL:https://recurrent-kyoto.com/
【開館時間】
火曜日~金曜日:午前9時~午後7時 
月曜日・土曜日:午前9時~午後5時

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(5)外国人と接する日本人従業員のための「やさしい日本語セミナー」
                       《京都府国際課》

京都府では、外国人従業員と共に働く日本人従業員を対象に、「やさしい日本
語」を活用した円滑なコミュニケーションのヒント等を学ぶセミナーを開催い
たします。ぜひご参加いただきますよう、お願いいたします。

■開催日時 令和8年1月27日(火)14:00~16:00

■開催場所 八幡市文化センター第3会議室

■開催内容 (1)やさしい日本語講義
      (2)実践グループワーク
      講師:一般社団法人チームやさしい日本語 福田一也 氏

■参加費 無料

■定 員 40名(先着順)

■対 象 京都府内在住・在勤の日本人従業員の方

■お申込方法ほか、詳細は以下サイトをご覧下さい。
 ⇒ https://www.pref.kyoto.jp/kokusai/news/yasanichi2025.html

■お問合せ先
京都府国際課
TEL:075-414-4316
FAX:075-414-4314
mail:kokusai@pref.kyoto.lg.jp

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   レス宛にメールにてご連絡下さいますようお願いします。


 発行:〒600-8009 京都市下京区四条通室町東入函谷鉾町78番地
          京都経済センター3階
          京都府中小企業団体中央会 総務情報課 
    TEL  075-708-3701
    FAX  075-708-3725
    URL  http://www.chuokai-kyoto.or.jp
    MAIL soumu@chuokai-kyoto.or.jp

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